京都府京都市
2022.08.23 (Tue)
目次
テレビでもたびたび特集され、注目度の高い亀屋良長の「スライスようかん」。あんこ×バターを、いつでも手軽に味わうことができます。
和菓子の代表ともいえる上品な甘さのあんこと、洋菓子に欠かせないコクのあるバターの魅惑の組み合わせが、奥深いマリアージュを奏でる逸品です。
享和3年(1803年)創業の亀屋良長は、美味しいものがそろう京都でも人気の和菓子店。変わらぬ味、品のよい見た目を保つ一方、ファッションブランドとのコラボ商品を開発するなど、枠に縛られない軽やかさで注目を集めています。
この「スライスようかん」もまた、手軽かつ、新しいかたちの和菓子です。薄いシート状になったようかんの上に、塩気の効いたバターようかんがのっています。ただ食パンにのせて焼くだけで、あっという間に小倉バタートーストが完成します。
「スライスようかん」が生まれたきっかけは、「自宅で小倉トーストを作るのが面倒くさかったから」。あんこがジャムのように瓶に入ったものはよく見かけるようになったものの、冷えると固くなってパンには少々塗りにくい。「もっと簡単に作れないか……」との思いから商品が誕生しました。
自宅で食べる普段使いの和菓子という想定ながら、伝統の味が詰まった「スライスようかん」。小豆には香り高い丹波大納言を使用、上にのせたバターようかんには焦がしバターも使用し、沖縄の塩を効かせ、ケシの実までトッピングしています。試作を重ね、たどり着いた「2.5mm」の厚さは、なんと、1枚1枚、職人が手作業でスライスしているのだそうです。
程よい甘さのあんこ、溶け出すバターの塩加減。ついつい食べ過ぎてしまうので、食パンの厚みは要検討です。これさえあれば、忙しいご自宅での朝食も、贅沢なひと時となるでしょう。
亀屋良長 スライスようかん(2枚入り×4)
税込2,376円