伝統工芸×高精度な技術 三重県が生んだ、日本の土鍋

三重県四日市市で生まれた、美味しさも熱も逃さない土鍋「ベストポット」。
四日市市の伝統的工芸品である萬古焼(ばんこやき)と金属の蓋を融合させた、蓄熱調理と無水調理が可能な、今までにない土鍋です。

四日市市に伝わる萬古焼は、使用される陶土の含有成分により、優れた耐熱性が特徴。
遠赤外線放射率が高く、加熱しているときの温度上昇がゆるやかなことから、食材を芯からじっくり温めることができます。

この土鍋を作ったのは、四日市でロケットや飛行機の難削材を削る業務など、主に工作機械の部品製作を請け負ってきた中村製作所です。

1/1000mmの高精度な切削技術を有する同社ですが、リーマンショックでは大きな打撃を受けました。
そこで、先代からの「削りを通じて社会を創る」という思いのもと、“空気以外なんでも削る”の精神でチャレンジングな別事業をスタート。自社ブランド「MOLATURA(モラトゥーラ)」を立ち上げ、このベストポットなどの自社商品を通じ、新しい価値を生み出し続けているのです。

高度な技術により生み出されたベストポットは、鍋全体にまんべんなく熱を伝えられる羽釜の形をした珍しい土鍋。遠赤外線放射率が高い萬古焼は、加熱しているときの温度上昇がゆるやかで、食材を芯からじっくり温めてくれます。

さらに、同社の十八番ともいえる切削技術を駆使し、高精度にふたと鍋を削ることで、食材のうまみが逃げ出す隙を与えない、ベストポットだけの構造が生まれたのです。

何より、この土鍋が得意とする調理はごはんを炊くこと。複雑な手順はなく、ふっくらもっちり、そして香りの良いごはんが炊きあがります。口の中に入れた瞬間、甘味と旨味が広がる、心からおいしいご飯を召し上がれます。

伝統工芸品と精密加工技術の掛け算で生み出された革新性高い鍋。使えばすぐに日本のものづくりの巧みさを実感できます。

そのまま食卓に並べることもできる、スタイリッシュなデザインもうれしいポイントです。温かいご飯が恋しくなる季節、大切なあの人へのギフトとしてもきっと喜んでいただけるでしょう。

MOLATURA ベストポット

ベストポット　mini 税込15,400円
ベストポット　mini　shallow 税込13,200円
ベストポット　25cm　shallow 税込36,300円
ベストポット　16cm 税込23,100円
ベストポット　20cm 税込30,800円
ベストポット　25cm 税込41,800円
ベストポット　IH　20cm 税込46,200円

大丸松坂屋オンラインストア

地産市場で購入する