京都府京都市
2023.02.14 (Tue)
目次
1929年から90年以上続く、京都市内の「佳耀工房(かようこうぼう)」。
もともとは理化学の実験用ガラスなどを専門に製造していた同社ですが、2000年に三代目の金子庫三(こうぞう)氏が、一般家庭に向けた食器やグラスの商品開発に着手。現在は、オリジナルのテーブルウエアや、アクセサリーなどを製造、販売しています。
佳耀工房の代表作といえば、耐熱性ガラスで作られる「醤油さし」。どこから見ても曇りのない美しい透明度はもちろん、1滴でも注ぐことができて液だれもしないという抜群の使い心地が魅力です。
理化学製品によく使われる硬質1級ガラスを用い、型を使わず1つ1つ宙吹きで仕上げる醤油さしは、精密な製造で培った同社の高い技術あってこその品。醤油の表面張力を保つギリギリのバランスで注ぎ口の溝を設計しているので、キレの良さは抜群です。
煮沸殺菌もでき、常に清潔に保つことができるのもうれしいポイント。京都の一流料理店で使われていることも納得の、機能と美しさが備わっているのです。
醤油さしのサイズは、1~2人用にちょうど良い丸型と、3~4人の家族でも使いやすいベル型の2種類。どちらもテーブルにあれば便利な調味料入れとして活躍してくれます。醤油だけでなく、お酢やポン酢、レモン汁などよく使う調味料を、食卓に並べて置いても可愛いでしょう。
手作りならではのデザインと機能を兼ね備えた、昔ながらのガラスの醤油さし。
1滴だけでも注げるので、塩分コントロールが必要な人へのギフトとしてもおすすめです。
佳耀工房
醤油さし
丸型 税込 4,400円
ベル型 税込 4,950円