高知、奇跡の清流が育む 鮎×銘酒の絶妙ペアリング

高知県を代表する清流・仁淀川（によどがわ）。「仁淀ブルー」とも呼ばれる、神秘的な美しさを誇るこの川の恵みは、豊かな食文化を育んできました。
今回ご紹介するのは、6月から約4カ月だけ漁が解禁される仁淀川の「天然鮎」と、ペアリングに最適な銘酒「司牡丹・仁淀ブルー」。
美しい水が生み出すおいしい組み合わせは、日本の夏ならではの贅沢。絶妙で最高のペアリングをご賞味ください。

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仁淀川（によどがわ）は、西日本最高峰の石鎚山（いしづちさん）を源とする、全長124kmの高知県を代表する清流です。

この川は、古来より「神河（みわがわ）」と称され、「風土記」の中に「神々に捧げるための酒造りにこの清水を用いた」と記される伝説の“神の川”。また、過去10年で8回も全国一級河川の水質ランキングで日本一に選ばれており、名実ともに「日本一水のきれいな川」として知られています。

この仁淀川の女王といわれるのが「天然鮎」です。透き通った水の中を泳ぐ鮎の優美な姿は、他の川魚と一線を画す、力強い存在感を放っています。

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鮎漁の解禁は、例年6月から約4カ月間のみ。主な漁場は、人があまり入らない仁淀川の上流域です。
この流域の特徴は、鮎の餌となる良質なコケが生えていること。このコケを食べることで独特のスイカのような香りを有する、内蔵まで臭みのない天然鮎が育つのです。

また、熟練の漁師による「友釣り」という手法もおいしさの秘訣です。仕掛けとして泳がせる生きた鮎に、縄張りを持つ強い個体が体当たりしてくる特性を生かし、1匹1匹釣り上げます。釣り上げてすぐに氷締めすることで、元気な鮎を鮮度が高い状態に維持できるのです。

食べ方はシンプルな塩焼きがおすすめです。
仁淀川に降り注ぐ太陽、清らかな川の水が育んだ格別の天然鮎。大自然の恵みが凝縮された、深く濃厚なうまみをご堪能いただけます。

さらに、今回は夏にぴったりの淡麗辛口な味わいを持つ純米酒とのペアリングをご提案します。相性の良い、仁淀川仕込みの銘酒が天然鮎のおいしさを一層際立たせるでしょう。

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400年の歴史を誇る「司牡丹酒造株式会社」は、仁淀川水系の伏流水を仕込み水として使用してきた、伝統ある酒蔵です。

司牡丹の蔵が建つ佐川町は、仁淀川の中流域。周囲を山に囲まれた盆地であるため、この伏流水が豊富に湧き出しています。この仕込み水は、やわらかい中にナチュラルな甘みを潜めた軟水。口にした多くの人々から、必ずといって良いほど絶賛されるおいしい水です。

今回ご紹介する銘酒「司牡丹・仁淀ブルー」も、もちろんこの伏流水を使用して仕込まれた純米酒です。酵母の良さを十二分に引き出す独自の醸造工程を経て、より清冽な香味に仕上げています。

艶やかな香りと、柑橘類を彷彿とさせる淡麗辛口の味わい。抜群の爽やかさを感じさせながら、飲んだあとはサラリと切れていく、夏にぴったりの絶品酒です。

天然鮎のうまみを、爽やかで切れ口の良い純米酒とともにお楽しみいただけるのは、この時期だけのとびきりの贅沢です。

仁淀川が育む、絶妙かつ最高のペアリング。日本の夏のおいしさをご賞味ください。

※20歳未満の方の飲酒は法律で禁じられています。
※飲酒運転は法律で厳しく禁止されています。
※妊娠中、および授乳期の飲酒は、胎児、乳児の発育に悪影響を与える恐れがあります。