次世代のクラフトビールが 丸の内を持続可能なまちに
東京都千代田区
2023.09.13 (Wed)
推薦者
大丸東京店
お酒が好き過ぎて、酒造業界に転職した経験あり
髙坂 祐介
目次
廃棄間近の食品をクラフトビールへアップサイクルするブランド、UTAGE BREWING。東京・丸の内エリアのビルで災害用に備蓄されていたお菓子が、アンバーエールに生まれ変わりました。目指すのは、「丸の内の地産地消」。出来上がった製品は丸の内・東京駅近辺で販売されています。
グラスに注げば深い琥珀色が美しく、華やかなホップの香りが広がります。香ばしさが際立つ、心地よい苦味をお楽しみください。
UTAGE BREWINGを手がけるBeer the Firstのテーマは、サステナブルなビールづくり。廃棄直前の食材を活かし、クラフトビールとして新たな生命を吹き込んでいます。
このLoop Marunouchiは、東京・丸の内で多くのビルを管理する三菱地所と共創した逸品。捨てられるはずだった災害備蓄菓子を、香り芳しいアンバーエールにアップサイクルしました。ラベルには、エリアを象徴するビルの1つ・丸の内パークビルディングと、丸の内仲通りをデザインしています。
ビールを通して、丸の内を“持続可能なまち”に。つくり手の想いが込められたストーリーとともに、複雑で豊かな味わいを食卓にお届けします。
Beer the First
クラフトビール「Loop Marunouchi｣
税込 4,727円
330ml×6本入り
特別賞に輝いた「Beer the First クラフトビール『Loop Marunouchi』」
＜高橋さんコメント＞
「『Loop Marunouchi』は、日本の中心街“丸の内”の名を冠したクラフトビール。丸の内エリアのビルで災害用に備蓄されていた防災食をアップサイクルして、ビールという嗜好品にする、その発想がとてもユニークでした。丸の内は日本のGDPの1/4を生み出す大企業が集積するエリア。今後、大量の備蓄食材の廃棄問題が起こりつつあることの解決にも一役買うのではと期待したいです。SDGs的な観点から見ても、この時代性を反映していてこのアワードにふさわしいと思いました。味ももちろん美味しかったです。」