静岡のおいしさを限定スイーツに。未来のパティシエたちの挑戦

松坂屋静岡店では11月15日（水）→21日（火）の期間で、今年8回目を迎える、静岡県産の食材を使用したオリジナルスイーツを学生たちが考案・販売するイベント「鈴木学園〜未来のパティシエ達の饗宴〜」を開催します。
今年は昔ながらの製法で塩をつくる、掛川市の「沖ちゃん塩」とコラボレーション。店頭販売で、学生たちが直接スイーツの魅力をお伝えします。どうぞお楽しみに！

地元食材と未来のパティシエたちのコラボレーション

8回目となる人気イベント「鈴木学園〜未来のパティシエ達の饗宴〜」が、11月15日（水）→21日（火）の期間で今年も開催します。

鈴木学園は、昭和44年創業の静岡県にある調理製菓の専門学校。校舎内に学生たちが運営するパティスリーがあるなど、県内でも多くの方に愛されてきた学校です。昭和7年に創業された松坂屋静岡店とは、共に、「静岡県内の方々を1人でも多く、幸せな気持ちにしたい」という同じ想いを抱いていました。

そこで、リアル店舗だから出来る価値を最大限に活用した、コラボレーションイベントを実施。過去7回の開催でも、学生ならではの柔軟な発想で数々のオリジナルスイーツが誕生し、いずれも多くのお客様にご好評いただいてきました。

今年のテーマ食材は「沖ちゃん塩」

今回、コラボレーションの相手役として白羽の矢が立ったのは掛川市で塩づくりを続ける「沖ちゃん塩」。

「沖ちゃん塩」は2002年にスタートした地域おこし活動です。高齢になっても健康的に、仲間と繋がりながら活動していこうとの思いから、地域に伝わる塩づくりの伝統を復活させました。

沖ちゃん塩では、昔ながらの製法で塩づくりを続けています。
まず遠州灘の海水をくみ上げ、浄化させます。その後、平釜で10時間以上炊き上げ、塩の結晶ができたら、「ビク」と呼ばれる遠州特有の器に移して2～3日間つるします。そのように天日干しすると、サラサラの天然塩が精製できるのだといいます。

学生たちは、こうした塩づくりの工程1つ1つを伺いながら、オリジナルスイーツのイメージを膨らませていきました。

• 左上：香の実～このみ～1,620円（税込）、右上：秋麗1,512円（税込）、左下： 陽珠～ひだまり～518円（税込）、中央下：ルポワール540円（税込）、右下：レも蜜マドレーヌ 216円（税込）

• 香の実～このみ～：口溶けの良い和栗のムースに優しく香るほうじ茶の生地、黒糖ジュレのコクのある甘みは食べたときにほっとする秋らしい味のケーキ（平日限定）

• 秋麗：香ばしくカラメリゼしたナッツの食感が楽しい豪華なロールケーキ。 軽さにこだわったプラリネバタークリームは沖ちゃん塩で旨みを引き立たせました

カドが少なく、まろやかで深い塩味。遠州灘の海水を蒸発させてつくる塩は、まさに自然の恵みです。
この塩を使った、学生たちによる新作ケーキはどのような仕上がりになっているでしょうか？ 実際にイベントに訪れて、ぜひご賞味ください！