兵庫県神戸市
2026.02.26 (Thu)
目次
港町・神戸には、かつて異国からもたらされた文化や技術が、人々の暮らしや職人の手によって独自に受け入れられ、長い時間をかけて神戸ならではの文化として根づいてきました。本特集では、洋菓子や建築、ファッションなど多彩な分野で異国文化を神戸流に昇華させる人々にインタビュー。街の風景とともに、そのプロセスと今の神戸らしい暮らしの魅力を掘り下げ、読者に港町の文化の奥行きを伝えます。
フランス菓子店「pâtisserie mont plus(パティスリー モンプリュ)本店」は、2005年のオープン以来、フランス菓子の伝統を伝え続け、スイーツ激戦区の神戸において圧倒的な支持を得ている名店。ベーカリーや雑貨店など個人経営のショップが点在する乙仲通りで、オーナーシェフの林周平さんはスイーツやお菓子教室などを通し、パリで学んだ技術と文化を神戸の地に届けています。

「C.A.P.(芸術と計画会議)」は、1995年の阪神・淡路大震災の直後、フランスのアーティストたちからの連帯の呼びかけに応答した活動。目的を持たず、ただ面白いと思うことを実験し続ける。30年以上にわたる活動から見えてくるのは、神戸という港町が持つ文化的な開放性と、“扉を常に開けている”という姿勢が生み出す豊かな交流でした。

神戸の中心部・元町駅から西へ。東西約1.5kmにわたるアーケード街・神戸元町商店街に、ミニシアター・元町映画館があります。ミニシアターとは大手映画配給会社の系列ではなく、独立経営している小さな映画館のこと。元町映画館の座席数は67席で、神戸でも数少ないミニシアターのひとつです。新旧問わず、国内外の個性的な映画を上映しています。本記事では、元町映画館の代表理事で、映写と経理を担当する髙橋勲さんにインタビュー。「異文化」をキーワードに、さまざまな価値観と出会う映画の魅力と、多様性を受け入れてきた神戸の土地柄について語っていただきました。

神戸・南京町にある「老祥記」。その豚まんは、唯一無二の美味しさで常に行列が絶えない人気店です。テレビやSNSなどでも頻繁に取り上げられるため、ご存知の方も多いことでしょう。街とともに歩んできた老祥記のストーリーは、南京町という街、そして人々の笑顔の歴史そのもの。今回は、四代目の曹祐仁(そう まさひと)さんにお話を伺いました。

神戸の中華街・南京町には、中華料理の飲食店を中心に100軒以上の店舗がひしめき合っています。そんな南京町で行列が絶えない人気店が、焼ビーフンと焼小籠包のお店・神戸 南京町 YUNYUN(ユンユン)。運営するのは、日本にビーフン文化を広めたケンミン食品株式会社です。今回はYUNYUNのブランドマネージャー・金谷拓実さんと店長の高見篤さんに、南京町での歴史や焼小籠包へのこだわり、地元への想いをお聞きしました。

江戸時代末期に開港して以来、多様な外国文化を取り入れながら発展してきた神戸。その中で唯一無二の存在感を放つのが「旧居留地」エリアです。大丸神戸店は、そんな旧居留地のランドマークとして多くの人に親しまれてきました。歴史ある街並みが残るエリアで、大丸神戸店が果たす役割とは? これまでとこれからの取り組みについて、大丸神戸店営業推進部の若手スタッフ2人に話を聞きました。
