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“つくるまち”名古屋 –暮らしを支えるものづくり–

“つくるまち”名古屋 –暮らしを支えるものづくり–

愛知県

    2026.05.20 (Wed)

    目次

      名古屋は、歴史的に“つくる”ことで発展してきた街。自動車産業などの製造業をはじめ、物を生み出し、流通させ、長く使い続ける仕組みを築いてきました。その精神は工業だけでなく、食、商い、伝統工芸、アートなどの中にも暮らしを支えるさまざまな営みにも息づいています。

      本特集では名古屋の“つくる現場”を訪ねながら、形にし、支え、伝える——この街に根づくものづくりの現在地を描き出します。

      名古屋の喫茶店に息づく“ものづくり”の精神。変わらない味を支える手間と継承

      名古屋の喫茶文化には、“ものづくり”にも通じる精神が息づいています。派手さではなく、工程や品質に向き合い続けること。その積み重ねが、この街の喫茶文化を支えてきたといえます。創業から変わらぬ姿勢を貫く2軒を訪ね、その背景にある価値観を紐解いていきます。

      庶民の味を守り、文化を継ぐ。創業約100年・山田餅本店の餅づくり

      名古屋には、いわゆる製造としてのものづくりだけでなく、日々の暮らしを支える食文化にも、手間を惜しまず品質を守る精神が根づいています。1927年創業の山田餅本店もまた、餅づくりを通して、庶民の味と日本の文化を守り続けてきました。草餅や大福餅、名古屋の郷土菓子・鬼まんじゅうなどに、名古屋らしい実直な姿勢が息づいています。

      文化との出会いをつくる。ART HUB NAGOYAに見る、名古屋のものづくり精神

      松坂屋名古屋店の中に誕生したART HUB NAGOYAは、日本の百貨店で初となる“ワンフロア全面アート”を掲げる空間。単なる美術画廊ではなく、アートと日常をつなぎ、人と文化が出会う“ハブ”となっています。本記事では、ART HUB NAGOYAの担当者にインタビュー。名古屋に根づく“文化を届けるものづくり”を深掘りします。

      真田将太朗さんの個展「PLAYSCAPE」松坂屋名古屋店で開催!

      真田将太朗さんの個展「PLAYSCAPE」が、5 月 21 日(木)から 6 月 2 日(火)に松坂 屋名古屋店の本館 8 階 open gallery で開催されます。 真田さんは身体の感覚や、時間、重力の気配まで含んだ“風景画”を手がけるアーティス ト。「PLAYSCAPE」では、彼が名古屋を訪れて制作した作品群などが並びます。

      これぞ職人技!「尾張仏具」の錺金具から生まれたアクセサリー「nanako」

      尾張仏具は名古屋の伝統的な工芸品。名古屋城東南方面に位置する有限会社ノヨリは、仏壇や寺院の内部などを華やかに装飾する尾張仏具「錺金具(かざりかなぐ)」を製造しています。同社はその技法を使ったアクセサリーブランド「Wayuan」を立ち上げ、魚のアクセサリー「nanako」などを展開。本記事では、ノヨリ3代目錺金具師の野依祐月さんにお話をうかがいました。

      愛知の有松鳴海絞りを世界へ。suzusanが実践する伝統工芸の継承法

      「suzusan」は、名古屋の伝統工芸品である「有松鳴海絞り」を現代的に再構築したライフスタイルブランド。名古屋の有松とドイツのデュッセルドルフに拠点を構え、今では世界23カ国へプロダクトを発信し、グローバルな人気を獲得しています。さらには、慣習的な仕組みを見直すことにより、生産の効率化や雇用の創出を実現。自社に留まらず、地域社会への貢献に繋がる取り組みに注目が集まっています。本記事では、suzusanのCEO兼クリエイティブディレクターである村瀬弘行さんにお話をうかがいました。